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〔 蕨山(わらびやま)展望台 〕 2019.8.4 埼玉県飯能市 [ 日本山名事典《改訂版・三省堂》:金比羅山・藤棚山・蕨山|山と渓谷社:地図 ] 〔 BGM written by Mr. 田中芳典 『 Hazy lamp of winter -冬の灯- 』 〕 [ 素材: 縮小: ] ● 山のページへもどる● Dslider ★ オート( 6000ms ) ★ 停止ボタンなし ★ 適宜、左右の矢印ナビボタン操作をお願いします ★ ナビボタン操作でもオート継続 |
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【 コメント 】 「蕨山 1044m」山頂と思った場所は「蕨山 展望台 1033m」ということがわかった(「山と渓谷社:地図」参照)。「蕨山へ 5km」・「蕨山へ 2km」などの案内板をたどりながら「蕨山 1033m」の標柱に行き当たったため、「蕨山」山頂と勘違いした。「蕨山展望台 1033m」だった。展望台には山の名前が書かれた「展望図」案内板がたっている。三省堂『日本山名事典・改訂版』には「蕨山 1044m」と記載されていて「1033m」が山頂でないことがわかる。「蕨山 1033m」の標柱は、標高の計測ミス・表示ミスではないかと思った。誤解をまねかないよう、「蕨山 1033m」の標識は「蕨山展望台 1033m」に訂正したほうがいい。展望台には「蕨山 山頂へ ○.○km → 」の標識、登山道の「蕨山 山頂」への分岐点(「 直進(左方向):有間山へ / 右:名郷へ 3.2km」の標識がある場所と思われる)にも「蕨山 山頂へ ○.○km → 」の標識をたててもらいたい。[ 2019.8.20 記載 ]
【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示 〔 河又 〜 蕨山ハイキングコース 〕 河又から金比羅神社まで登ると尾根道になり、杉・桧や雑木林があり、山野草や野鳥の観察など自然探訪に最的(「最適」の誤りと思われる)です。蕨山の山頂は360度の展望がひらけ、遠くは赤城山、新宿高層ビル街などが望めます。蕨山から名郷バス停までの下り坂は急なところがあるので注意して下さい。現在地−2.0km−金比羅神社−2.5km−大ヨケノ頭−2.5km−蕨山−3.5km−名郷バス停 [ 県立奥武蔵自然公園・名栗村 ] 〔 金毘羅神社(こんぴらじんじゃ) 〕 河又地区には、金毘羅神社・聖天(しょうでん)神社・弁天社・龍泉寺があり、金毘羅神社が地区の鎮守です。金比羅神社は、集落から40分ほど登った山の上の下名栗と上名栗の境の尾根に祀られていました。オカタという屋号の町田家の祖先が、四国の金毘羅神社に参拝して神体を授かり、個人で祀っていたものを地区の鎮守にしたといわれています。一方、尾根の反対側の七区には、金毘羅神社のふもとに鳥居という小字があり、そこが金毘羅神社の正式な参道だったといわれています。10月10日の祭りのときには、オミキアゲだけでなく神事も公会堂でおこなわれ、神事のあとにダイサン(代参)と呼ばれる当番3人が、神社に神体やお神酒などを上げに行きました。火災によって社殿を焼失しましたが、平成15年に集落に近いこの場所に再建されました。また、昭和30年ころまでは金毘羅神社の近くにオコモリドウ(お籠もり堂)と呼ばれる建物があり、何に使われたかは不明ですが、賭博(とばく)をおこなう場所だったともいわれています。 |