【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示
〔 コース案内 白谷沢(しらやさわ)登山口 〕 ここから(水源のみち)は、沢筋の道となります。この沢は白谷沢とよばれ、有間(ありま)ダム周辺では最も美しいと言われている沢です。しかし、沢筋は大変すべりやすく、危険を伴いますので、谷に入るときは慎重に行動して下さい。なお、冬季の結氷時や大雨のあとは、白谷沢への立ち入りは避け、河又へ戻り、そこから尾根伝いに登り、棒の嶺(みね)を目指して下さい。環境庁・埼玉県
〔 カジカガエル 〕 日本特産の種で、主として山間の渓流にすんでいます。雌は雄よりはるかに大きく(雌 7.5cm、雄 4.5cm)、体は扁平で足の指に吸盤があって、流れにさからい岩に付着することができます。体の色はふつう淡い褐色や淡い灰色です。6〜7月頃、渓流のよどみに小さな卵のかたまりを産みつけ、オタマジャクシは小石によく吸いつき、流されることもありません。四国、九州、本州の山地の河川に生息し、6〜7月頃に雄だけがひじょうに美しい声で鳴きます。環境庁・埼玉県
〔 コース案内 岩茸石 〕 ここから(水源のみち)は、沢筋の道となります。この沢は白谷沢(しらやさわ)とよばれ、有間(ありま)ダム周辺では最も美しいと言われている沢です。しかし、沢筋は大変すべりやすく、危険を伴いますので、谷に入るときは慎重に行動して下さい。なお、冬季の結氷時や大雨のあとは、白谷沢への立ち入りは避け、湯基入(とうぎり)林道へくだるか、この尾根伝いに河又までおりて下さい。環境庁・埼玉県
〔 関東ふれあいの道 水源のみち ゴンジリ峠(権次入峠)〕 このコースは、棒ノ嶺(みね)から権次入(ごんじり)峠、岩茸(たけ)石へと尾根道を行き、白谷沢(しらやさわ)をくだり、有間(ありま)ダムを経て河又バス停へと続く5.2KMの変化にとんだコースです。コースの中心、白谷沢には、美しい白孔雀(しろくじゃく)の滝があり、ゴルジュ(両岸の岸壁が狭(せば)まった細い谷筋)の通過はスリル満点です。初心者向きの沢歩きが楽しめる、関東ふれあいの道の中では異色のコースです。
〔 イロハカエデ 〕 埼玉県内の低山帯に広く分布し、庭園にもよく植えられています。4〜5月頃、新しい枝の先に暗紅色を帯びた花をつけ、果実には翼があります。カエデの中でも、特に秋の紅葉が美しく、単にモミジとも言い、別名タカオモミジとも言われています。紅葉で有名な京都の高雄のモミジはこの種類です。カエデはカエルの手に似た葉の形に由来し、イロハは、葉の裂片を「イロハニホヘト」と七つ数えられることからついたといわれています。環境省・埼玉県
〔 コース案内 有間橋(ありまばし)・トイレ前 〕 関東ふれあいの道(水源のみち)は、ここから有間(ありま)ダムを経て白谷沢(しらやさわ)を登り棒ノ嶺(みね)へと続きます。そして、この白谷沢は、有間(ありま)ダム周辺では最も美しいと言われている沢です。しかし、沢筋は大変すべりやすく危険を伴います。特に、冬季の結氷時や大雨のあとは、白谷沢への立ち入りは避け、ここから左折し、尾根伝いに岩茸石を経て、棒の嶺(みね)へ向かって下さい。環境庁・埼玉県
〔 武州世直し一揆 〕 慶応2年(1866)6月13日、上名栗村を発端として「武州世直し一揆」が勃発しました。この一揆は民衆が米の安売りや施金(せきん)・施米(せまい)、質地証文(しちちしょうもん)・借金証文(しゃっきんしょうもん)の破棄を求めて、各地で豪農や豪商の家などを打ちこわし、鎮圧されるまでのわずか7日間でまたたく間に関東各地に広がりました。打ちこわしの被害にあった村は202ヶ村、参加・結集した民衆は10万人余にのぼったと言われます。江戸近郊でおきた一揆の中では最大のもので、幕藩体制に与えた衝撃は大きく、その瓦解を早めた要因の一つとなった出来事でした。
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