山北つぶらの公園 〕 2017.3.25 開園 [ 山北町 2017.10.26 ] Zoom Slider[ Codrops ] ● 公園へもどる
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#1-1都夫良野 地蔵堂 】 瀬戸、駒ノ子、都夫良野、野背開戸の四地区が祭る地蔵堂で、江戸時代、幕府によって編纂された地誌「新編相模国風土記稿」では、三浦三崎、房総半島などが一望できる景勝地にある堂として挿絵を添えて紹介されています。この地の古文書では、寛文12年(1672)の記録が最古。その後、元禄年間(1700年頃)に焼失し、仮堂を建てて祭ってきましたが、文政9年(1826)小田原藩に再建援助願いを出した記録があります。現在の建物は、その再建によるものと思われます。

#1-2言い伝え 】 言い伝えでは、火災の原因の一つは――その昔、三保方面を未明に出立した村人が、堂の辺りで夜が白むと、たいまつの燃えさしを堂の縁の下に突き刺して行き、帰りにそれを持ち帰る習慣がありました。この燃えさしが火災を引き起こしたのだとか。堂内にある本尊は、杖と玉を持つ石造の地蔵菩薩坐像であり、作風は中世風を思わせますが、火災のためか磨滅が甚だしく年代不明。もう一体は木像で寛政12年(1800)作です。この堂には、お乳の出を願う女性が、綿を詰めた乳房型を奉納して願を掛ける習わしがあります。