【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示
〔 のちめ不動尊 由緒 〕 この不動尊は今から約130年前の文久2年(1864年)のちめの住人が八王子からお不動様を背負ってこの地に祀り、七世代にわたり地域の守り神として護持されて来ました。昔は山の上に鎮座されていましたが、天災の為現在の場所に安置されました。この間数回の改築補修がなされましたが、平成元年暮れに二メ・城山講中全員の発意 により再建することになりました。平成3年3月多額の浄財をいただき造成工事、本堂の建設、仏像仏具の修復等予定通り順調に進み同年10月下旬落慶法要を行いました。霊験あらたかなお不動様のお顔は怒り相を現して、右手に降摩の剣を左手にはひもなわを持って火炎を背にして石の上に立っており悪魔煩悩(心や身体をなやます一切のまよい)を降服させて下さいます。また本堂左側にはお釈迦様のお弟子さんのお賓頭様が祀られております。この像をなぜて病気の場所をなぜると病気が治ると言い伝えられています。今から約80数年前(明治末期から大正初期)この地域に疫病が蔓延し多くの人々が亡くなりましたが、この講中からはお不動様の御加護により死者がなかったと言い伝えられています。毎年7月27日(前夜祭)には地域の住民が全員集まり一年の無事と幸せを祈願しています。崇敬者の皆様に末永くお不動様の御加護がありますよう御祈念いたします。平成6年12月吉日建之
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