〔 三国山(みくにやま)〕 箱根町 2021.8.11   ● ResponsiveSlides ● 山のページへもどる
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  • 〔 1/100 〕 御殿場駅 箱根乙女口。駅前広場。

  • 〔 2/100 〕 「箱根レイクホテル前」バス停でおりる。約35分。1040円。

  • 〔 3/100 〕 少しもどって「芦ノ湖スカイライン」方面へ向かう。箱根町観光協会の「地図」参照。

  • 〔 4/100 〕 方角表示板。「湖尻水門 深良(ふから)水門」へ。

  • 〔 5/100 〕 「湖尻新橋」手前を左へ入る。下は早川。

  • 〔 6/100 〕 「芦ノ湖西岸歩道(ウォーキングコース)」案内板

  • 〔 7/100 〕 同上(部分)。案内板によると湖尻水門から深良水門まで「1.3km」。

  • 〔 8/100 〕 「湖尻水門」石標を通過

  • 〔 9/100 〕 湖面の様子

  • 〔 10/100 〕 湖尻水門。後ろを振り返って。

  • 〔 11/100 〕 遊歩道を進む

  • 〔 12/100 〕 広場へ出る

  • 〔 13/100 〕 芦ノ湖の景色

  • 〔 14/100 〕 材木置き場の道を進む

  • 〔 15/100 〕 「三国峠国有林」案内板を通過

  • 〔 16/100 〕 「0.5km 深良水門」へ

  • 〔 17/100 〕 対岸の山

  • 〔 18/100 〕 深良水門に到着。分岐点。

  • 〔 19/100 〕 「深良水門」表示板

  • 〔 20/100 〕 方角表示板を確認

  • 〔 21/100 〕 「湖尻峠 0.7km/三国山 2.7km」地点

  • 〔 22/100 〕 「箱根外輪山周廻道路案内板(部分)」

  • 〔 23/100 〕 「湖尻橋」の手前を左へ入る。深良水門へ。

  • 〔 24/100 〕 「深良用水の沿革」。「解説」参照。

  • 〔 25/100 〕 深良水門

  • 〔 26/100 〕 「深良水門 改修記念碑」。「解説」参照。以上、深良水門にて。

  • 〔 27/100 〕 湖尻峠へ向かう。石畳が苔むしていて滑りやすい。

  • 〔 28/100 〕 階段みちをのぼる

  • 〔 29/100 〕 方角表示板を確認する

  • 〔 30/100 〕 「三国山 2.2km/湖尻峠 0.1km」

  • 〔 31/100 〕 セイヨウ ウツボグサ(西洋靫草)と思われる。シソ科。

  • 〔 32/100 〕 同上。ウツボグサの仲間でヨーロッパ原産とのこと。

  • 〔 33/100 〕 葉の様子

  • 〔 34/100 〕 芦ノ湖スカイラインへ出る

  • 〔 35/100 〕 道路の様子

  • 〔 36/100 〕 湖尻峠に到着

  • 〔 37/100 〕 方角表示板と「湖尻峠」案内板。「解説」参照。

  • 〔 38/100 〕 道路沿いの登山道を進む

  • 〔 39/100 〕 方角表示板がある

  • 〔 40/100 〕 確認。「三国山 1.9km/湖尻峠 0.3km」地点。[三国山−湖尻峠]2.2km。「見取り図」参照。

  • 〔 41/100 〕 登山道の様子

  • 〔 42/100 〕 平坦な道で呼吸を整える

  • 〔 43/100 〕 周辺の山並み

  • 〔 44/100 〕 休憩ベンチ

  • 〔 45/100 〕 左手に駒ヶ岳が見える。ズームイン。

  • 〔 46/100 〕 苔むした大木を通過。ヤマビル対策のスプレーを持参したが不要だった。

  • 〔 47/100 〕 三国山に到着。昼食休憩。

  • 〔 48/100 〕 「三国山 標高 1101.8米」標柱。「三国山」参照。

  • 〔 49/100 〕 三等三角点

  • 〔 50/100 〕 「湖尻峠 2.1km」・「山伏峠 2.8km/箱根 7.3km」地点

  • 〔 51/100 〕 山頂広場の様子。山伏峠へ向かう。

  • 〔 52/100 〕 駒ヶ岳

  • 〔 53/100 〕 眼下の様子。ズームイン。

  • 〔 54/100 〕 平坦な登山道が心地よい

  • 〔 55/100 〕 木の橋をわたる

  • 〔 56/100 〕 ロープの柵が設置されている

  • 〔 57/100 〕 「箱根 5.5km」へ

  • 〔 58/100 〕 「三国山 1.8Km/山伏峠 0.9Km」地点を通過

  • 〔 59/100 〕 登山道の様子

  • 〔 60/100 〕 見晴らしのいい場所を通過

  • 〔 61/100 〕 房総半島だろうか。ズームイン。同所にて。

  • 〔 62/100 〕 登山道と道路がかなり接近している場所

  • 〔 63/100 〕 倒れそうな木がある

  • 〔 64/100 〕 山伏峠に到着

  • 〔 65/100 〕 「山伏峠」表示板。後ろを振り返って。

  • 〔 66/100 〕 「落石注意」の標柱を通過

  • 〔 67/100 〕 登山道の様子

  • 〔 68/100 〕 レストハウス・レイクビューに到着。ソフトクリーム(380円)が美味しかった。

  • 〔 69/100 〕 眼下の芦ノ湖

  • 〔 70/100 〕 遊覧船。ズームイン。

  • 〔 71/100 〕 レストハウスの様子

  • 〔 72/100 〕 箱根へ向かう

  • 〔 73/100 〕 道路わきの登山道をくだる

  • 〔 74/100 〕 階段をのぼる

  • 〔 75/100 〕 「箱根峠」へ

  • 〔 76/100 〕 アカバナシモツケソウ(赤花下野草)と思われる。バラ科。

  • 〔 77/100 〕 同上

  • 〔 78/100 〕 芝生の登山道を進む

  • 〔 79/100 〕 後ろを振り向いたら富士山が見えた

  • 〔 80/100 〕 ズームイン

  • 〔 81/100 〕 ここからの富士山もいい。左は芦ノ湖スカイライン料金所と思われる。

  • 〔 82/100 〕 ズームイン

  • 〔 83/100 〕 さらに高台から富士山を望む

  • 〔 84/100 〕 ズームイン

  • 〔 85/100 〕 さらにズームイン

  • 〔 86/100 〕 開けた場所へ出る

  • 〔 87/100 〕 箱根へ

  • 〔 88/100 〕 「 ← 登山道 → 」の標識が分かりやすい

  • 〔 89/100 〕 登山道の様子

  • 〔 90/100 〕 林道へ出る

  • 〔 91/100 〕 「道の駅」へ向かう

  • 〔 92/100 〕 ロープの柵沿いに進む

  • 〔 93/100 〕 十二丁園地に到着

  • 〔 94/100 〕 「十二丁園地」表示板

  • 〔 95/100 〕 「案内図」で山の名前が確認できる。「解説」参照。

  • 〔 96/100 〕 神山と駒ヶ岳

  • 〔 97/100 〕 上二子山。以上、十二丁園地にて。

  • 〔 98/100 〕 方角表示板を通過。「湖尻峠 8.1km/三国山 6.0km/山伏峠 3.2km」。「見取り図」参照。

  • 〔 99/100 〕 「道の駅」に到着。トイレ休憩。

  • 〔 100/100 〕 登山道を振り返る。「箱根やすらぎの森入口」-「箱根町港」/「箱根町港」-「箱根湯本駅」へバス乗り継ぎ。

【 解説 】    ※ 画像クリック拡大表示

#1-1深良用水の沿革 〕 徳川四代将軍家綱の時代、小田原藩深良村(現在の静岡県裾野市深良)の名主大庭源之丞は、なんとしても芦の湖の水を引いて旱害(かんがい)に苦しむ村民を救いたいと考え、土木事業に経験の深い江戸浅草の商人友野与右衛門に工事を懇願しました。与右衛門は、源之丞のふるさとを思う心に感動し工事の元締を引き受け、湖尻峠にトンネルを掘り抜き深良村以南30ヶ村に湖水を引く大計画を立て、箱根権現の絶大な支援と庇護(ひご)に支えられつつ大変な苦労を重ね寛文6年(1666)ようやく幕府の許可を得、その年八月トンネル工事に着手したのです。この難工事も優れた技術によって驚くべき正確さで成し遂げられ寛文10年春、三年半の歳月と7300余両の費用をかけ当時としては未曾有(みぞう)の、長さ1280メートル余りのトンネルが貫通したのです。爾来(じらい)300有余年、潅漑、飲み水、防火用水に、また明治末期からは発電にも使用されるなど、その恩恵は計り知れず深良用水は地域一帯の発展の基(もとい)と言えましょう。この水門は明治43年(1910)木造水門を現在の石造り鉄扉のものに改造されましたが老朽著しく、このたび神奈川県の協力を得て現水門を補強して永く史蹟として保存すると共に、堅牢(けんろう)な補助水門を新設して利水の利便性と治水安全度の向上を図ったものです。 平成元年(1989)10月 静岡県芦湖水利組合
#1-2碑文 〕 本水門は明治43年、石造り鉄扉に改造されたものであるが老朽著しく改修が急がれること、及び芦の湖の治水安全度の向上を図るため、昭和62年5月、神奈川県知事長洲一二と静岡県芦湖水利組合管理者裾野市長市川武は、静岡県知事斉藤滋与史を立会人として深良・湖尻両水門を相互に同時着工して整備する「覚書」を締結した。今回新設した補助水門、「覚書」に基づき昭和63年1月着工し翌平成元年10月完成したものである。

#2-1湖尻峠(850M) 〕 うみじり峠と読むのが正しいのです。昔は駿河(静岡県)への峠道なので、駿河津峠と呼ばれていました。江戸時代には箱根の関所を守るために旅人の通行は禁止されました。この峠の下を箱根用水が通っています。

#3-1案内図 〕 現在この位置に立って、前面にひらけた湖や山並みを眺めると、箱根火山のおいたち、特徴が模式的によくあらわれております。箱根火山は富士火山帯に属し、新旧二つの外輪山と中央火口丘からなる三重式火山です。三回にわたる火山活動の内、第一回目の大爆発で多量のガスや軽石が噴出されて、中央部が陥没して凹みカルデラ(火口原)が形成されました。その時、周囲に残ったのが、三国山、丸岳、明神ヶ岳などの古期外輪山です。二回目の爆発によって、浅間山などの新規外輪山ができました。三回目の火山活動により生じたのが、前面に大きく見える神山、駒ヶ岳、二子山などの中央火口丘です。(約3万年前)最後の大爆発で神山の一部が崩れ、巨大な山崩れが仙石原、湖尻方面に押し出されて、今の仙石原高原を生み、早川をせきとめて、現在の芦の湖が誕生しました。箱根は、このような火山活動が始まったのは、今から20〜30万年前のことです。