【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示
〔 世界無名戦士之墓 越生町越生 〕 世界無名戦士之墓は、大観山(たいかんざん)の山頂に建てられた戦没者慰霊塔である。第二次世界大戦で亡くなった将兵を敵味方の別なく追悼することを目的として、埼玉県議会副議長を務めていた越生町の医師、長谷部秀邦(はせべひでくに)氏が発起人となって、昭和24年(1949)に建設運動を始めた。人びとの浄財と奉仕作業によって竣工し、昭和30年12月8日、海外から帰国した二百余柱の遺骨が納められ、落慶式が行われた。毎年5月の第二土曜日には「世界無名戦士並びに越生町戦没者追悼式」が挙行され、稚児たちが戦没者に献花し、夜には鎮魂の花火大会が盛大に催される。外秩父山地を背に関東平野を臨む大観山は、その名にふさわしい眺望地で、晴れた日には正面に東京スカイツリーが望め、都心の高層ビル群、筑波山までも見渡すことができる。地域のランドマークとして親しまれている白亜の霊廟は、国土の歴史的景観に寄与している建造物と評価され、国の登録有形文化財に登録されている。また、この付近から西山高取(にしやまたかとり)にかけての南斜面には、暖地性シダ植物のコシダが群生しており、「大高取山のコシダ群落」として、埼玉県の天然記念物に指定されている。令和2年4月30日 越生町教育委員会
〔 三満山虚空蔵尊の由来 〕 当堂は瑠璃光山医王寺に所属するお堂として、三体(能満・知満・福満)の虚空蔵菩薩をご本尊とする、由緒あるお堂である。付近には数多くの桔梗はもとより、他の山野草も自生しており、夏には、蛍も飛び交う自然環境に恵まれた里である。近年では自生の桔梗も消滅の危機にあり、自生種を含めここに集約し、桔梗の保護活動に取り組んでいる。“皆でそだてよう 皆でふやそう”
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