【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示
〔 石割神社 〕
主祭神:天手力男命(あめのたぢからおのみこと)
祭日:大祭〜旧暦の3月9日であったが、昭和41年、新暦4月9日に改める。
利益:開運・武運・厄除・医薬・産業
【縁起】 この神社は、石割山の八合目に鎮座し、むかしから古事記にある『天の岩戸』伝説の地といわれている神域であります。また、御神体の大岩が『石』の字に似て割れているので、石割神社の名が付いたともいわれ、切り立った大岩には、高さ約15メートル、幅約60センチメートル、長さ約15メートルほどの間隔があり、その間を三回通れば(時計回り)幸運が開けるといわれています。この岩の割れ目から滴り落ちる湧水は、眼病・皮膚病などに効く薬水として伝承され、多くの崇敬者がそのご利益に浴しております。平成52年6月吉日 石割神社宮司 長田敏貴
〔 桂(かつら)御神木のいわれ 〕 石割大権現様が鎮座まします霊山石割山の標高1300メートルの高知に自生する、この桂の巨樹は日本でもひじょうにめずらしく地元民から御神木として崇められている。また、この神木の後ろにはお釜岩という釜の形をした水の湧き出る岩があり、地元民、山中湖村民の水の源であり百数十キロメートルに及ぶ相模川の源流であり、その上流の桂川の名前の由来と言われ、古くは干魃(かんばつ)のさいはこの場所で地元民により雨乞いの儀式が行われたとも伝わる。石割神社宮司 長田敏貴 平成14年吉日 あおば会
〔 石割山ハイキングコース 〕 山中湖の北東に位置する標高1,413メートルの石割山は、山中湖と富士山を一望できるハイキングコースです。そして東海自然歩道 大平山コースにもつながっている景観随一のこのコースには多くのハイカーが訪れています。
〔 石割神社 〕 石割山の八合目には、石割神社があり、その名の由来は神社の後方にある大岩が「石」という字に割れているのでその名がついたと云われ、無病息災のご利益があるとして崇敬をあつめています。言い伝えでは、「古事記」(712年)の中にある神話「天野岩戸」はこの場所であるともいわれています。これは石割神社の奥の院の二つに割れた隙間を三回通れば幸運が開けるといわれています。子供でも、大人でも、通ることができますが、服喪の人や悪いことをした人は岩に挟まれてしまうと言い伝えられています。また、この岩の割れ目から滴り落ちる水は、眼病・皮膚病などによく効く霊水として知れ渡っています。
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