【 解説 】 ※ 画像クリック拡大表示
〔 都留市の名山案内 二十六夜山 〕 二十六夜山(標高 1297m)は、都留市の南東部に位置し、今倉山から赤岩とつらなる尾根の西側に位置する最後の山です。日本の花の百名山に選定されており、四月下旬から五月上旬にかけて美しく可憐な「エイザンスミレ」が観賞できます。山名は、江戸時代に盛んとなった旧暦の正月と七月の二十六日の夜に、人々が寄り合い飲食などを供にしながら月の出を待つ二十六夜待ちの行事に由来します。この日の夜半の月光に現れる阿弥陀仏、観世音菩薩、勢至(せいし)菩薩の三尊の姿を拝むと平素の願いがかなうと信じられ、かつては、この二十六夜山の山頂で、麓の村人たちによって、遠く道志山塊から上がる月を拝む月待ちの行事が行われました。
〔 かっちゃ石 〕 ※ 「かっちゃ石」の全体像(後ろを振り返って)
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